コラム

2026.03.05 カーテン

透明なのに暑さを抑える?遮熱フィルムという新しい暑さ対策

近年、夏の猛暑は年々厳しさを増しています。工場や倉庫、店舗などでは、室内温度の上昇による作業環境の悪化や空調費の増加が大きな課題となっています。

特に大きな窓やガラス面がある建物では、太陽光による熱の侵入が室温上昇の大きな原因となります。
その対策として注目されているのが 透明遮熱フィルムです。

本記事では、暑さの原因と対策、そして透明遮熱フィルムの特徴についてご紹介します。


太陽光が室温を上げる仕組み

室内温度が上昇する大きな要因は、窓ガラスから入る太陽光です。

太陽光は大きく次の3つの成分で構成されています。

  • 可視光線(明るさ)
  • 日射(熱)
  • 紫外線

窓から入る太陽光のうち、熱エネルギーを持つ日射が室温上昇の主な原因となります。
そのため「明るさは確保しながら、熱だけを抑える」対策が求められています。


透明遮熱フィルムとは

透明遮熱フィルムは、窓ガラスなどに貼ることで

  • 太陽光の熱線をカット
  • 紫外線をカット
  • 室内の温度上昇を抑制

することができるフィルムです。

透明性が高いため

  • 明るさを保つ
  • 外観を変えない
  • 景観を損なわない

という特徴があります。


高透明遮熱フィルム「ソーラークリア」

透明遮熱フィルムの一つとして、
アキレス株式会社の 「ソーラークリア」シリーズ があります。

このフィルムは高い透明性を持ちながら、太陽光の熱線や紫外線をカットし、快適な空間づくりに貢献する製品です。

例えば、可視光線を約73%透過しながら熱線を遮る性能があります。


遮熱効果の一例

遮熱フィルムの効果を検証した試験では、ガラスのみの場合と比較して次のような結果が確認されています。

  • 空間温度:約4℃低減
  • 黒板温度:約16℃低減

これは太陽光の熱エネルギーを効率よく遮ることで、室内への熱の侵入を抑えるためです。

室温上昇が抑えられることで、

  • 作業環境の改善
  • 空調負荷の軽減
  • 電気代の削減

といった効果も期待できます。

※上記はメーカー試験結果であり、使用環境により効果は異なります。


防炎性能が必要な場所にも対応

施設によっては、使用する素材に 防炎性能が求められる場合があります。

例えば次のような場所です。

  • 店舗
  • カフェテラス
  • 商業施設
  • イベントスペース
  • テント構造物

このような場所では、消防法の基準を満たした素材を使用する必要があります。

透明遮熱フィルム「ソーラークリア」シリーズには、
防炎性能を備えた「ソーラークリアS」 というタイプもあります。

この製品は 消防法施行令第4条の3に適合した防炎仕様となっており、屋外空間やテント施設などでも使用することが可能です。

そのため

  • 遮熱
  • 採光
  • 防炎

を同時に実現できる素材として活用されています。


さまざまな施設で活用できる

透明遮熱フィルムは、さまざまな建物で活用されています。

例えば次のような場所です。

  • 工場
  • 倉庫
  • 事務所
  • 店舗
  • カフェテラス
  • 屋外休憩スペース

窓ガラスや透明素材の部分に施工するだけで、比較的手軽に暑さ対策を行うことができます。


暑さ対策は「熱を入れない」ことが重要

猛暑対策というとエアコンなどの「冷やす設備」に目が向きがちですが、
実は そもそも熱を建物内に入れないこと が重要です。

透明遮熱フィルムは、

  • 明るさを保つ
  • 室温上昇を抑える
  • 快適な空間をつくる

といった効果が期待できる暑さ対策です。

工場や倉庫、店舗などで暑さ対策を検討されている場合は、こうした遮熱対策も一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

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